【読書メモ】花の鎖/境遇
ほんとに本ばかり読んでいるみたいですが、そうでもないです。
無料の英語クラスに行ったり、Webを通してちょこっと仕事したりもしてます。この前の金曜日にはスケートと映画と焼き肉に行ったし!
でも図書館で借りてきた本を、なるべくその日のうちに読み切るっていうのが習慣化してきました。しばらく読書から離れてたから活字に飢えてるのかな・・・?
今回は湊かなえさんの本を2冊読みました。
話題になった『告白』は読んだのですが、その他はそんなに読んだことがなく…今日友人に話したら「イヤミス」という言葉を教えてもらいました。湊さんは、「イヤミスの女王」らしいですよ!!知ってました?
「イヤミス」=「嫌な気持ちになるミステリー」だそうです。
たしかに『告白』は救いがなくて嫌な気持ちになったような気がする。けどこの2冊はそうでもなかったな。むしろかなりハッピーエンドな方なのではないかと思います。
ネタばれするとつまらないかもしれないので、あらすじは書かないでおきます。3人の女性の話で構成されていて、「どうつながるのだろう」というわくわく感でどんどん読み進められるはず。たぶん途中で気づくと思いますが、よくできてるなあというのが率直な感想。作家さんの頭の中ってほんと、どうなってるんですかね?
こちらは児童養護施設出身の二人の女性の物語です。テーマ的に重く深くすることもできたのだろうけど、ミステリーの面白さもあり、さらっと読める作品になっています。ラストはさわやかな感じです。
偶然にも「つながり」というのがポイントになっている二冊でした。他の作品もそうなのかな?私はどっちかというと「花の鎖」の方が好きです。すぐ読めるのでもっと読みたいのですが、図書館にはこの2冊しかなかったんですよね…。