ホントの本音で世界一周!

2014年12月22日から世界一周中!良いことも悪いことも、ここで正直に記録していきます!27歳になってしまいました。

世界一周に行く理由

「世界一周に行く」というと大体の反応は二つに大別できると思う。

「えーいいなーうらやましい!!」と賛同してくれる人と

「え?なんで?意味分かんない(笑)」と困惑する人。

 

まあ価値観の違いでしょうと言えばそれまでだ。わたしはむしろ、なんで皆が世界一周に行きたいと思わないのかが不思議で仕方ないから。

 

でも、「なぜ世界一周に行きたいの?」と問われた時に「なんとなく」では通用しないということはよくわかったので、少しその理由を掘り下げて考えてみることにする。

 

まず、わたしの中では「26歳になったら世界一周に行く」というのは随分前からの決定事項だった。覆りようのない唯一最大の目標であり、これを実行するために戦略的に動いてきたつもりだ。3年で辞めることを前提に新卒時の仕事を選び、3年間海外旅行などを我慢して黙々とお金を貯めた。

 

ではなぜ「26歳で世界一周」なのかというと、それはもう言わずと知れた「深夜特急」に多大なる感銘を受けたからだ。もともと留学とか、国際協力とか、世界に出ていくことについてはとても関心があった。そこに加えて、沢木耕太郎の「深夜特急」を読んだことで、これはもう世界一周に行くしかないと心に決めた。この本の何がそんなに魅力的かを一言で説明するのは難しいので、「読めばわかる」と言いたい。が、それでは言葉足らずのようなので、説明不足を承知で、「世界を自分の足で歩いて感じることの豊かさ」と「とんでもなく酔狂なことをやってみようとする心意気」に打たれたと言っておく。

 

このため、わたしが世界一周に行く理由は「26歳になったから」。オリエンテーリングのチェックポイントが来たなという感じだ。さもなければ目の前の扉をただ開いただけとも言えるだろうか。あまりにも当然のことすぎて、他に理由が思い浮かばない。

もちろん「世界を見て自分の価値観を広げたい」とか「日常を脱してもっとわくわくしたい」とかも嘘ではないのだけど、なんとなく陳腐な感じがするので口に出して言いたくない。

 

ってことで、わたしは「詭弁を弄さなくても行きたくてたまらないから世界一周に行きます」。わざわざ理由がなきゃできないことなんて、本当にやりたいことじゃないんじゃない?

 

理由を探したはずが理由は見つからなかったというしょうもない結論・・・